まずは三重県ってどこ?
しっかりと地理がインプットされている方には笑われてしまいますが、管理人は正直三重県の位置関係がイマイチわかっていませんでした。。笑。
伊勢志摩の場所はこの辺だよね〜〜っとわかっていても、三重県となるとえ〜〜っとどこからどこまでだっけ??といった状態。。

これまで仕事や観光で行った場所って国内外問わず「点」でしか捉えていなかったんだなぁ〜っと改めて感じます。移動時間が短くなったせいもありますかねぇ。
ということで、三重県は紀伊半島の東側、南北に細長く伊勢湾から熊野灘に面するエリアです。北中部は中京工業地帯と呼ばれ日本有数の企業が集まるエリア。伊勢志摩エリアはお伊勢さんを始め観光スポットの多い場所となります。
伊勢路の場所は?

さて、伊勢路がどこに位置するかといいますと、三重県南西部の紀勢・東紀州エリアとなります。工業地帯の北部とは印象が異なり、林業・漁業などの一次産業がメインで、日本の困りごとでもある過疎問題を抱えています。北と南では経済と生活基盤の格差が顕著で三重の南北問題などともいわれています。
裏を返せば、手付かずの豊かな自然に恵まれたエリアで、1500m級の山が海のすぐ側まで接近しているため、台風シーズンは日本屈指の豪雨地帯でもあります。これでもかという雨の恩恵で山が水を蓄え、豊かな海を育んでくれます。
伊勢路の起点アクセスは?
伊勢路の起点伊勢神宮のある伊勢市駅までは、いくつかの交通手段があります。予算や快適さ、移動時間などお好みでチョイスが可能です。
「東京・名古屋から伊勢へ」
列車で▷
東京→名古屋 新幹線 1h40m 自由席¥10,360 のぞみ指定席¥11,090
名古屋→伊勢市 ①近鉄観光特急 1h20m ¥3,590
②近鉄山田線特急 1h25m ¥2,770(内:乗車券¥1,450 特急券¥1,320)
③JR参宮線快速 1h30m ¥2,000(指定席+¥520)
④近鉄山田線 1h48m ¥1,450
*消費税や運賃の改定などで金額は変動します。
高速バスで▷
新宿→伊勢市 約9h ¥3,000〜¥8,400
名古屋→伊勢市 約3h ¥1,600(早朝便のみ)
*東京近郊の発着は、大宮、池袋、新宿、横浜となります。
*夜行便の車中泊に抵抗がなければ、寝ている間に移動し早朝着なので時間を有意義に使えます。お財布にも一番優しい移動手段かな。。出発日によって価格が変動するのでバス比較なびなどの比較サイトをご確認ください。

★「多気」から「紀伊勝浦」までの間で区切り打ちをスタートする場合は、名古屋からの高速バスが便利です(名古屋からのバス比較なびサイト)。JR紀勢本線は特急ワイドビュー南紀・普通列車合わせて1時間に1本あるかないかの本数ですのでご注意ください。
★遠方から航空便をご利用される場合は、中部国際空港(セントレア)からエアポートラインというフェリーが航行しています。フェリー乗り場から鉄道の「津駅」までバスで15分ですが、1時間に1本程度の頻度ですのでご注意ください。
★お車での移動も伊勢道と紀勢道をご利用いただければ快適です。紀伊半島は山々の連なりが深いため交通網の開発が困難で一般道、高速道、鉄道共に古人の築いた道に並行しています。
伊勢路を知るためのコースサイトのご紹介
さてさて、伊勢まで到着したらこの先の伊勢路にはどんなルートが待っているのでしょう。。行政が中心となって作成しているサイトが美しいので、まずは伊勢路の全体像を素敵なサイトでご確認ください。
・世界遺産 熊野古道伊勢路 三重県地域連携部南部地域活性化局東紀州振興課
・熊野古道伊勢路 幸結びの路 東紀州地域振興公社
・初めての熊野古道 伊勢路を歩く 三重県観光連盟
・観光三重 三重県観光連盟公式サイト
・わかやま観光情報 和歌山県観光連盟
・熊野本宮 熊野本宮観光協会
・新宮市観光協会 新宮市観光協会
いかがですか?熊野古道には、祈りや神秘、季節の移ろいや懐かしい里山の風景などさまざまな魅力を感じていただけたのではないでしょうか。少しでも身近に感じていただけたら嬉しいです。
それでは、hasta luego!